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『演劇‐壁』プロジェクト

パレスチナといえばどんな印象をお持ちだろうか。「パレスチナ問題」であったり「紛争」という“灰色”のイメージをお持ちではないだろうか。もちろんいまだ難民やイスラエル兵による監視などの現実はあります。がその一方、パレスチナでは教育の一環として子供たちが“演劇”に触れ、近年では隣国の支援がありながら「子どものための国際演劇祭」もパレスチナで開催されています。 パレスチナのことを知っていく上で、私はたくさんの“壁”の存在に出会いました。パレスチナであれば、“分離壁”という物理的な壁に加え、難民とパレスチナ人との壁や、分離壁による心理的な壁、ここからでられないという閉塞感を生む壁など、日本では、先ほどのパレスチナのイメージが生み出してしまうパレスチナと日本との交流の壁や新型コロナによる日常と芸術文化との壁などなど… そんな“壁”とパレスチナを彩をあたえている“演劇”を組み合わせたプロジェクトをしたい!というのが始まりです。本日まで、パレスチナにて様々な取材をされている河野桃子さん、パレスチナの戯曲翻訳などをされている渡辺真帆さん、パレスチナに今も在住している日本人NGOの福神遥さんなどと繋がり、プロジェクトをすすめていきました。 日本、パレスチナ、お互いの壁の存在を、子どもたちが訴えるオンライン演劇作品がついに完成されました。まずは皆さんに演劇を楽しんでいただき、本当のパレスチナの姿に目を向け、高校生の訴えに耳を傾けていただければと思います。

 

                                    総合監督/プロジェクト代表

                                            林 充希

​ご挨拶

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このプロジェクトにおいて、大切なことの一つは、パレスチナの本当の姿を世界に伝えること ができる点だと思います。また、日本人がパレスチナのためにたくさん動いてくれていることを 知り、自分にとっての日本人のイメージが変わりました。自分にとっては、同じような年代の若 い日本の方たちと知り合い、交流することで、お互いを理解し合あえる、とても貴重な体験にな っています。 初めてプロジェクトのことを聞いたとき、林くんが実施したアンケート結果にま ず驚きました。パレスチナへのイメージで50%が暗いイメージで40パーセント近くが知らない、7パーセントが暗いという結果でした。結果からわかるように日本人の答えがパレスチナは暗くて怖い、というものだったからです。でも何よりも驚いたのは、日本の高校生で ある林くんが、パレスチナに目を向け、実際の姿を探ろうとしていることです。現実のパレスチ ナを演劇を通して他の方たちにも知らせようとしていることに感銘を受けました。

 

                                      パレスチナ監督

                                      ムハンマド・グルーフ

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​プロジェクト概要

写真:エルサレム

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レスチナって本当に「暗い」ところ?

現役高校生の疑問から始まったプロジェクトです。

SDGsの17番目「パートナーシップで目標を達成しよう」の重要性を訴え

そのスタートラインを​、パレスチナとの演劇を通じて構築していきます。

代表の林が100名を対象に行った

街頭調査「パレスチナのイメージ」

半数がパレスチナに対して

「暗い」イメージを持っており

その他40%は

パレスチナの存在自体知らない

という調査結果が出た。

パレスチナの分離壁

イスラエルが建設した壁であるが

建設理由は様々。

世界各国からアーティストが訪れ

様々な絵が​分離壁に描かれている

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